イラストレーターまえかわひろし の絵具箱

少しピントのズレた目で、日常をスケッチして行きたいと思います。

「川喜田半泥子物語」を見てきました。



川喜田半泥子


あべのハルカス美術館で開催されている、
「川喜田半泥子物語」を見てきました。

川喜田半泥子といえば、
陶芸とイメージされる方が多いと思いますが、
この展覧会で写真、書画、絵画、俳句の
どれもに造形が深く才能の豊かさを感じました。

「遊び心」が彼の芸術の中心だと思います。

それは、海外旅行のスケッチを見ても、
そのときの楽しさが活き活きと描かれています。

書画の「大夢出門」と書いて、
「たいむいずまねー」と読ませるなどの言葉遊び。

窯の中にあった柵が崩れ、
その柵が頭にくっついたまま焼かれた狛犬。等々

どれもこれも「オシャレ」で「楽しさ」いっぱいです。
見ているだけで、気持ちがウキウキしてきます。

これはやはり、作品を売る気のない偉大なる素人、
究極の趣味人といわれる所でしょう。

財力もあったからできたことでしょうが、羨ましい限りです。


スポンサーサイト
  1. 2015/04/19(日) 14:04:36|
  2. アート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

古本フェアに行ってきました。


古本フェア

4月5日、京橋のツイン21で行われていた古本フェアに行ってきました。
140坪の会場に所狭しと古本が並んでいました。

朝の早い時間に行ったせいか、人はパラパラ。

面白い本がないか、自分の嗅覚だけを頼りにあちこちの棚を探し回りました。

迷いながらも選んだ絵本や美術系のものを6,7冊買いました。
やはり定価よりもかなり安い買い物ができました。

その中の一冊、小泉るみ子さんの絵本「バスをおりたら・・・」

バスをおりたら

小学校低学年の女の子がひとりで学校から家に帰るまでを絵本にしています。
ページごとに女の子の心理が、絵によって表されています。

途中、家に帰る道が分からなくなり、女の子がパニックになります。
その心の焦りを、ゴッホの絵に見られる様な細い線の渦で描かれています。

その渦が、生き物の様に迫ってくるところは、圧巻です。

ずーっと気になっていた本で、こんなところで巡り合えるなんて、幸せ一杯でした。
買った本の重さに比べて、心の中は何だか軽やかに感じました。





  1. 2015/04/10(金) 20:49:50|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0