イラストレーターまえかわひろし の絵具箱

少しピントのズレた目で、日常をスケッチして行きたいと思います。

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展。



ゴーリー展

本屋でその人の本を手に取って見たことありますが、
全く人物像が浮かばない、男か女なのか、どこの国の人なのか?

その人の展覧会があると聞き見に行ってきました。

伊丹市立美術館で行われている「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展。

ほとんどの絵はモノクロのペンで描かれています。

日本では絵本作家として知られているらしいのですが、暗く重い絵です。
果たして子どもが見て喜ぶのだろうか?
テキストと絵とが結びつかない。

本の中に入って行くと、足元から霧が涌き立ち行き先が見えなくなる、
カフカの世界に入り込んだ様な気がしました。

絵自体、大きくなく葉書大の大きさで描かれていますが、
その密度と言ったら驚くほど濃厚です。

縱、横、高さ30センチの特大のサイコロステーキを食べている気がしました。

構図が映画画面をイメージします。画面の端にも話が続く画面です。

目が絵になれて来ると、
絵のタッチにアメリカのデザイナー、ミルトン・グレイザー、の線画を想い起こしました。

ひょっとして、アメリカのデザイン世界に昔からある線なのかも知れません。

そんなこんなことを思いながら、館内を見て回りました。



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  1. 2016/04/27(水) 10:54:02|
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